指導例

2  しりとり作文

小学生の「音読と読解の教室」で、年に数回行なう特別授業です。
「しりとり」は、単なるゲームではありません。語頭の一音に制約がある中で、イメージをふくらませ言葉を着想することは、頭を鍛え、語彙を増やすすばらしい訓練です。
もちろん、語感を磨くことにもつながります。
さらにゲーム性がありますから、子どもたちは夢中になります。

ただし45分授業のうち、「しりとり」をするのは初めの20分程度。
3年生を除き、同じメンバーで二度目、三度目になった場合は、「生き物の名前」「地名」「人名」など、テーマも決めます。

その上で、一人の挙げた言葉が7、8語程度になったところで、「自分の挙げた言葉を全部使って作文を書く」授業になります。
フィクション可、ただしあまりふざけすぎては駄目。
ちゃんとした文章になっていること、がルールです。

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