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言問学舎の特徴

1.言問学舎は教育の基本理念として、「心を育て、人を育てる」ことに主眼を置いています

また日常の心がけとして、「すべては生徒のため」を旨とします。

 「心を育て、人を育てる」ことについてはすでに述べました。
では、「すべては生徒のため」とは、どのようなことを言うのか。 実は若い講師たちにも、時々聞かれます。

それはまとめて説明すると、
「何かを判断する時、例えばA方式とB方式のどちらを採用するか決める時に、
どちらがより『生徒のため』になるかを考え、生徒のためにより有益な方を選択する」
ということになるのですが、いくつか具体例を挙げましょう。
いずれも些細なことであり、かつ当たり前のことばかりかも知れませんが

【規定より学習効果を優先】
時おり生じる事態ですが、クラス定員に満たない人数でも、ある生徒の学力がクラスの標準とかけ離れている状態の時、規定や採算とは別の判断で、クラスを分けることがあります。
該当者本人を含め、全員の学力向上と結果を優先して考えるためです。

【空調は一番小さい子が基準】
書くまでもない、当たり前のことですが、言問学舎には、年長さんから高3生までが通って来ます。
特に夏期の空調の調節は、一番小さい子が体調を崩したりしないよう、つねに小まめに調節します。

【生徒あっての「塾」】
これも当たり前のことですが、塾というものは、生徒が集まってこそ成り立つものです。
もちろん教育の場ですから、学習指導のほかに人としてのあり方なども指導するわけですが、
それは何よりも「生徒のため」。
生徒あっての塾だからこそ、生徒の人としての成長のために、惜しみなく力を注ぐことができるのです。

2.「教育」が担うべき課題に真摯に対峙します

現在、日本の教育は、大きな問題に直面しています。
特に憂慮すべきは、世界の中で学力の低下が顕著であること、
なかんずく「読解力」の低下が取りざたされていることでしょう。

このことは近い将来、国としてのあり方が懸念されているほどの重大事であり、
また、「我慢ができない子ども」の増加や、未来ある若者が「死」を選びやすい傾向、そして「他者を顧みない風潮」の蔓延などの社会的事象と、無縁のことではないと考えられます。

3.単純な過去への回帰志向でない、新しい「心」と「ことば」のあり方を求め、それを子どもたちに伝えることで、現在の教育を下支えすることを、 自社の教育の礎とします。

ここで<国語=ことば>の力とは、
古くは万葉・古今の時代から紡がれ、磨き上げられ、
かつ変遷してきた日本語の言語表現そのものが持つ内在的な力のことであり、
それを児童・生徒が理解できる伝え方によって身につけさせてゆくことで、
現今の教育に不足しているものを補いたいと考えています。

 

4.テストの点数や偏差値を上げるだけでなく、(情緒豊かで、表現力、思考力を兼ね備えた)真に豊かな人間を育てることにこそ、「教育」の担うべきものがあるとの信念に基づく理念です。

読書の効能の第一は、自分ひとりでは決して考え得ない、
たくさんの時代の大勢の先人たちの思いや考えを、知ることができる点にあります。

また、人は出会いによって変わることができます。
そのような魅力ある「人」を育ててゆくことが、言問学舎の教育の目ざすところです。

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