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「張無垢」という教師のことば

「張無垢」という教師のことば

 昔(宋代)、中国に張無垢という、塾の教師がいました。彼は次のように述べています(現代日本風に意訳)。<自分は預かった子が優秀勤勉な子であれば、必ずその子を導いて成功させ、高い目標を達成させたいと思う。また勉強が苦手ですぐに遊んでしまう子であるなら、その子に合わせ教え諭して、「やるべきことはきちんとやれる人間」に育て上げる。そしてどんな生徒に対しても、決して隔てなく全力を尽くす>というものです。
 言うは易く、行なうは難し、という言葉もありますから、このことを安易に自塾に結びつけることはできません。しかし、塾の教師として常に座右に掲げるべき事例であることは間違いなく、塾として徹底して行くべき目標と思っています。

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