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国語力

算数での“題意の読みとり”の例

【問題の例】
B子さんはおはじきを16個持っています。
C子さんはその3倍持っていて、D子さんが持っているおはじきの数の6倍です。
D子さんはおはじきを何個持っていますか。
またB子さんのおはじきの数はD子さんのおはじきの数の何倍ですか。

このように問題の条件が二段階、三段階になっていると、それだけで「???」となってしまう子が非常に多いです。
線を引いたり○で囲んだり、というテクニックはきちんと教えますが、やはり文章の理解力が足りないと、パターンの変化について行くのが大変です。
きちんとした国語力を身につけることの重要性が、おわかりいただけると思います。

ちなみに正解は以下の通りです。

Horizontal curves

【解答】
D子さんの持っているおはじきの数は  16×3÷6=8   A.8個
B子さんのおはじきはD子さんの何倍か 16÷8=2     A.2倍


以上、数学・算数で国語力が求められる例をご紹介しました。

英語は言語ですし、和訳・英訳・英作文のことを考えても、国語力が必要なことは明らかですね。
社会や理科も、文意をきちんと読みとれなければ、内容の理解へは進めません。
実技科目も座学部分では同じことです。

しっかりした国語力を持つことは、学校の勉強でも、人生そのものにおいても、とても重要なことなのです。

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